イラストレーション・絵本・展示などの御案内

2011年4月アーカイブ

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 絵本『めいろないきものたち』をおくる件、何人かのかたから助言などいただきました。ありがとうございます!
 少しずつ実現して行こう思っていた矢先、ニュースで川崎市の「とどろきアリーナ」が被災地からの避難所になっていることを知りました。川崎市中原区は個人的に多少の縁のある地域、しかも私自身が本を運べる距離なので、3月末に状況を見に行きました。受付の方(ボランティアの方だと思います)いわく、絵本はわりとあるらしい。でも「共有のものではなくて、子どもさん一人ひとりとか、一世帯に一冊とか差し上げられる量があるのです」と言うと、受け付けてくださるとのこと。
 「サンプルを見ていただいて、この内容でさしつかえないか見てもらえますか」と訊いたところ、「いずれにしても、読まれる方それぞれに受け止め方は違いますから」と。ごもっとも!それぞれに個性のある皆さんを「被災者」というくくりで見ていた自分を深く反省。
 本の押しつけにならないだろうか、といろいろ逡巡もあったけれど、私の推薦図書!(自著というのがためらいの一因だが)ということでヨロシク。本日4月5日、47冊お届けしました。半端な数でスミマセン。ご要望があれば追加します、と伝えて帰宅。気に入っていただけたら嬉しいけど、そうでもないときは誰かにあげたり、ヤフオクにでも......?あとは任せます!

 本日時点で、36世帯の福島の方が滞在されているそうです。人数は100人くらい。この先の見とおしがつかない中での不自由な避難所生活はどんなに不安だろうかと、今じぶんの家に棲んでいられる立場でなにも言えることはありません。ただ、先日も今日も、隣のグラウンドでは子どもたちの楽しそうな声が響いていて、のどかなふつうの春の日のよう。 みなさんが、ここから新しい一歩を踏み出してくれますように。
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