イラストレーション・絵本・展示などの御案内

2013年3月アーカイブ

ミラノ&久しぶりのボローニャ

duomo_milano.jpg

 もうすでに春めいてきましたが、1月の旅の写真をいま追加します。雪のパリのあと、5泊6日ミラノに滞在しました。目的はミラノから列車で1時間半のマントヴァという町にあるコライーニ出版の訪問でしたが、彼らがボローニャの現代美術サロン (ArteFiera) に出展している最中だというので、直接その会場に行き、責任者と会うことに。ということで、まずミラノとボローニャの写真がコチラ。このページの写真は、ミラノのシンボル、"ドゥオモ" (街の中心の教会堂)。

 このボローニャ見本市の会場は、毎年Children's Book Fairが開催される場所でもあり、このフェアの中で、絵本イラストレーションの原画コンぺの入選作品が展示されます。日本では板橋区立美術館と深い関わりがあり国内の巡回展もあるので、日本からの応募も入選作品も多いのです。私も2003年「なないろえほん」2004年「ことばのけしき」の入選がきっかけで、絵本制作の魅力にひきこまれました。今回は8年ぶり5回目の訪問。街を歩いているうちに、見本市でお世話になった方々、旅ならではの不測の事態(!?)などを思い出し、じわじわと懐かしさと感謝の気持ちが湧いてきました。

 今年の Bologna Children's Book Fair、現地の開催はもうすぐ、3月25~28日!です。

 その後、ミラノ近郊のヴィジェーヴァノという町に"観光"に行きましたが、その写真はまたのちほど。




2月のご挨拶、保存

2月、きさらぎの夢


LaRonde.jpg 1月に2週間ほど、ヨーロッパに行ってきました。1年半に1度くらいパリとミラノの出版社に新作絵本の企画を見せに行っています。うまく出版にこぎつけたものもあれば、出版にはいたらず限定で自主製作したものが図書館・美術館に買い取られた場合もあります。>一覧

 最近『Il Panorama Parlato/ことばのけしき』『What a Colorful Life !/なないろえほん』に続いてうらわ美術館のコレクションになりました。多謝。もちろんまだ日の目を見ぬまま、私のひきだしに眠っている作品も。

 さて、今回持っていったものはかなり"評価"されたのですが(え、本当に?)、子どもの本の出版社として「ウチでは」出版は難しいというのがおおかたの反応、作品として手応えはあり、彼らの 言葉を信じれば、ここでその絵本(の見本) を公開して出版社を募りたいくらいの気持ちですが、まだ返事待ちのところもあるので控えます。

 タイトルはフランス語で "Un Fils du Vent, Une Fille de l'Onde (風の少年、波の少女)"、イタリア語で "Rondo Mondo" (せかいはめぐる)←双方が互いに訳になっていないじゃないか(!)......ですが、これは同じ作品で、キモは全部のページがひと筆描きで繋がって、世界がぐるぐる巡っている感じです(トップの画像)。日本語の仮題は『ひとふでロンド』。ここではこれだけの情報ですが、ご興味があれば一作まるごと見ていただきたいのです>出版関係の方。もちろん、こんな感じでイラストレーションも描きますグラフィック関係の方

 旅行中の写真など、順次アップしていきます。

 

 1月後半の2週間、折りも折り、フランスのTVでは連日戦地の映像が流れ、画面で迷彩服を着た人達を見慣れてしまいました。軍隊の存在があたりまえの世の中と感じてしまいそうです。だからこそ「極東の島国に、国民を闘わせない国がある」のは「夢」のようなこと。現実との折り合いをつけながら、その理想を追求するのが「美しい国」ではないかと......。

それにしても、ちょっと離れて帰国して、感じる地震の多さ。ここで「安全」であることのハードルの高さをつくづく感じます。


 きのとりこ/ kinotoriko

2013. 2.7.


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