イラストレーション・絵本・展示などの御案内

フランスでの出版にいたるまで

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 現在開催中の展覧会では、今までフランスで出した2冊の絵本(画像↑)も展示〜販売しています。よく出版に至ったいきさつを訊かれるのですが、短く言うと「持ち込み原稿が採用された」です。もう少し詳しく言うと
●2003,2004年:ボローニャの国際絵本原画展に入選したのをきっかけに、会期中その会場で繰り広げられるイラストレーターの「売り込み」に自分も参戦。イタリアの出版社とフランスの出版社と気が合いそうな感触を得る。この時期にイタリア語とフランス語を習い始める。
●2005年:ミラノに2ヶ月滞在し、出版社をめぐる。滞在中10日間パリに行く。その間に、1) 書店めぐりをし、自分に合いそうな出版社をリストアップ、ネットカフェ等を利用し、電話番号をしらべる 2)アポをとり担当者に会いに行く。
●2006年:これ以降ほぼ毎年、新作のダミーを携えて、ミラノとパリの出版社を訪問。その旅の写真はココに。みな褒めてはくれるけど、なかなか採用はしてくれません。
●2008年:日本の出版社向けに作った『わたしの優しい死神』SARBACANE社に気に入られ、日本の出版社と版権を分ける形で発刊されることに。
●2009年:『わたしの優しい死神』が"Tendre est La Mort" というタイトルで発刊。この作品がベルギーにて "LibbyLit(フランス語による最優秀絵本賞)" 受賞。この年に持ち込んだタングラム・パズルを応用した作品がSARBACANEに採用が決定される、が「わかりやすく単純に」という依頼で3度かきなおす。
●2011年:前出のパズル絵本が "Quis Suis-Je?"というタイトルで発刊。
●その後もチャレンジはつづく......

 SARBACANE社をふくめ、外国の出版社とは全部現地の言葉で交渉をしました。つたない言葉でも、そのほうが好印象を持ってもらえると思ったからです。
そのフランス語を初めて習ったときの先生が、自分の学校のブログに私の展示を紹介してくれました。(今までの話はこれの前段でした!)  当時は別の学校に所属する講師でしたが、今年から独立、自身で設立した「リベ フランス語会話学校 自由が丘」で教えています。ブログを見ても分かるように、教育熱心で、話題が豊富で、丁寧に穏やかに教えてくれる、これからフランス語を始める方に、間違いなくおすすめできる先生です。