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絵本の最近のブログ記事

フランスから切り絵絵本 第1弾



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2017年4月、フランスの出版社から絵本が発刊されました。 南仏のニームにある Grandir(グランディール)社Papiers Coupés (パピエ・クペ)というシリーズの中の1冊です。パピエ・クペ =「切り抜いた紙」という名のとおり、イラストレーションはレーザーで切り抜かれています。蛇腹折り、布製の手製本で、少部数ずつ制作されています。

タイトルは " Quand Petit Tomo dort " 「ともくんが眠る間に」。少年がベッドの中から窓の外をみると、今夜は満月。そのころ夜行性の動物は......。光と影の効果で、いろいろな表情を見せます。詳しくはコチラへ! 
つづいて第2弾も発売予定です。

私の作品はまだ出版社のサイトには出ていませんが、シリーズの他の作品のカタログはこちらです。とても美しいシリーズなので、日本でも買えないかしら、どこかの書店さんやギャラリーがこのシリーズを輸入&展示販売してくれないかしらと、期待してます。
2017.4.4

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新学期のユウウツ

『わたしの優しい死神』から

もう9月ですよ!今日の画像はコレ。

過去作品ですが、9月1日。人によってはツラいツラい新学期の始まりに捧げます。


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長い夏休みのあと新学期の前は、ツラい。
この日この時期、学校に行くくらいなら死んだほうがマシって、
思っちゃう子が多いんだろうな。
本当は死ぬくらいなら学校行かないほうがマシ、なんだけど。
私は小学校がいちばんイヤだった。でも学校に行かなくなるのも怖くて、通い続けた。
誰にも相談する気もないから、私はよく死神を呼び出して、たくさん話を聞いてもらった。

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そんな体験をもとに書いた本が 『わたしの優しい死神』です。
読んだところで悩みの解決にはなりません! でも、自分のそばにも相談相手がいるのかも、って 思ってもらえるかな。 

あと、ここにもいくつかのページをご紹介。

How to Draw の取材をうけて

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このたびイラストレーションファイルWEBニュースのHow to Draw第一弾で取材をうけましたが、この機会に思い出したことなど綴りたいと思います。
「桃源郷」を描くにあたって資料にしたのが以下2冊の本。

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左: 60 camera studies of Australian Birds
右: Australia's Western Wildflowers

 私は小さいころ、親の仕事の都合でオーストラリアで過ごしたのですが、当時から家にあった本です。
 まず左の鳥の本。1969年発行ですが、日本に帰国してのちも、忘れては思い出し探し出して、忘れては思い出し探し出して......を繰り返し今もまた見続けているものです。この本の影響で鳥が好きになったのか、そのまえから好きでこの本を気に入ったのか......
 タイトルさえ気にしたことはなかったのですが、サブタイトルに"Australian Women's Weekly presents ......"と書いてあり、検索したら今もこの雑誌のサイトがありました!いかにもゴシップマガジン!直訳してまさに「週刊女性」......!?
 あとがきには発行の目的として「オーストラリア原産の鳥類に興味をもってもらうため」とあり、調査〜研究機関への寄付などを募っているので、慈善事業の一環で作ったムックのようにもみえます。あるいは週刊誌の付録?このムックが、たまたまその時期に赴任した日本人一家の手にわたり、そこにいた少女の一生の愛読書になるとは......

中の見開きはこんな
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○○とワールドカップ

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左:シンデレラとワールドカップ
Yes, I'm ready to kick it off. (いざ、ヒールを蹴り捨てて)
右:人魚姫とワールドカップ
Heading for the better place ... (よりよき場所に向かって......)


 私がサッカーを見はじめたのは、2002年に日韓合同でW杯が開催されてからなのですが、開催前まだそんなに興味の無かったときにW杯にちなんだTシャツ展に参加しました。お題が「○○とワールドカップ」だったので、予備知識の無い私はせめて少しは得意分野?に引き寄せようと、童話をモチーフにしました。
「キック・オフ」「ヘッディング」......サッカー用語とかけていますけど...... 気づいていただけますよね ......

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 今あらためて見ると、これは「なでしこ」たちへのエールになりそうです。「2002」の部分を「2015」に置き換えて、来年の「なでしこ」たちを応援します。少し気がはやいですが......彼女たちは、きっとまたやってくれる!

5月の展示、終了しました

マンスリーアートショップ、開催中>終了!


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 5月7日から、ギャラリー・エフマンスリー・アート・ショップ、始まりました!お散歩にもいい季節です!是非いらしてください。6月6日まで続きますが、その間に少しずつ変化します。


*1 基本情報 (4.17)
*13 タングラムって(5.30)






 1ヶ月にわたる展示&ショップが終了いたしました。御来廊いただいた皆様、ありがとうございます。また、このサイトを見てくださっている方、ギャラリーのFBにてたくさんの「イイネ!」をしてくれた方々に感謝いたします。



きのとりこ/ kinotoriko

2014. 6.6 更新

風の少年、波の少女


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 個展「せかいはめぐる めぐりあう」は、もともとは絵本を想定して作ったものです。先にこの(写真左:ちなみに青いテーブルも作品) 試作本ができていました。右の写真はフランスの出版社に見せるための試作本なので、タイトルもフランス語です。裏も表もないぐるぐる絵本なので、タイトルが両方に入っています。写真向かって右いわゆる「表1」には日本語訳「風の少年波の少女」、向かって左いわゆる「表4」には「風の少年波の少女」と書いてあります。タイトルは迷いに迷っていたので、日仏のタイトルは対訳になっていません。が、内容は「風にのって旅する少年と、波に乗って旅する少女が、真ん中で出会い」そして「森羅万象がめぐりめぐる話」なので、どちらをメインにとるかなんですが......

タングラムって?

QSJ_magnet1.jpg フランスで出版された"Qui Suis-Je?"(キ・スイ・ジュ?......わたしはなにもの?)という本は、アクティビティ本というカテゴリーに入っていて、「本そのものを切って貼っていじって、創作の材料にしてくださいナ」というものです。

 これは昔ながらのタンクラムパズルをヒントに、「正方形15分割5色」というヴアリエーションを作ったのですが、使い方がイマイチ分かりづらいので、マグネットで遊べるものを作ってきました。
←背景が黒のボードがそれ。マグネットを並べ替えて、表紙と同じカタチを作りました。

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 本の裏表紙に説明が書いてあります(フランス語ですが......)。図のように正方形を切ってしまいます。バラバラになったパーツをくみあわせると、いろいろなカタチができるのです。会場に来て、触って遊んでみてくださいー。
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正方形をバラバラにして......本をまねて「おさるさん」を。

フランスでの出版にいたるまで

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 現在開催中の展覧会では、今までフランスで出した2冊の絵本(画像↑)も展示〜販売しています。よく出版に至ったいきさつを訊かれるのですが、短く言うと「持ち込み原稿が採用された」です。もう少し詳しく言うと
●2003,2004年:ボローニャの国際絵本原画展に入選したのをきっかけに、会期中その会場で繰り広げられるイラストレーターの「売り込み」に自分も参戦。イタリアの出版社とフランスの出版社と気が合いそうな感触を得る。この時期にイタリア語とフランス語を習い始める。
●2005年:ミラノに2ヶ月滞在し、出版社をめぐる。滞在中10日間パリに行く。その間に、1) 書店めぐりをし、自分に合いそうな出版社をリストアップ、ネットカフェ等を利用し、電話番号をしらべる 2)アポをとり担当者に会いに行く。
●2006年:これ以降ほぼ毎年、新作のダミーを携えて、ミラノとパリの出版社を訪問。その旅の写真はココに。みな褒めてはくれるけど、なかなか採用はしてくれません。
●2008年:日本の出版社向けに作った『わたしの優しい死神』SARBACANE社に気に入られ、日本の出版社と版権を分ける形で発刊されることに。
●2009年:『わたしの優しい死神』が"Tendre est La Mort" というタイトルで発刊。この作品がベルギーにて "LibbyLit(フランス語による最優秀絵本賞)" 受賞。この年に持ち込んだタングラム・パズルを応用した作品がSARBACANEに採用が決定される、が「わかりやすく単純に」という依頼で3度かきなおす。
●2011年:前出のパズル絵本が "Quis Suis-Je?"というタイトルで発刊。
●その後もチャレンジはつづく......

ペンキ塗りたて

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 Monthly Art Shop での壁面は個展スペースとして未発表作品を展示します。
あたためていた絵本の試作『せかいはめぐる めぐりあう』をもとに、展示用の大きなものを現在製作中。
←アップで撮影しました。絵具がもりっ、としているでしょう? 今回はじめて使った画材ですが、線のコントロール、とーても難しいです!

Monthly Art Shop &個展 基本情報

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 ギャラリー・エフの新企画 Monthly Art Shop が始まります。1作家が約1ヶ月、エフのスペースで展示販売をします。
第1弾となる今回、私は未発表の新作を壁面に展示するほか、初期から今までつくってきたいろいろモノ(商品として発売されたものからオリジナル・グッズまで)、フランスで発刊されたけど日本では流通していない本など、この機会でないと(自分も)見ることの出来ないもの、まとめて出そうと思います。ぜひ来てくださいね!

Monthly Art Shop 
It's All Kinotoriko !
展示「せかいはめぐる めぐりあう」
5月7日(水)〜6月6日(金)
11:00~19:00(月~金) 土曜日は16:30まで 日祝はお休み

アクセスはコチラをご覧ください。
なお、ギャラリー・エフは2011年6月に引っ越していますので、久しぶりの方は要チェックです!建物にはいって地下におりてください。ギャラリー・エフのサイト・トップページの女の子の立て看板が目印です
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