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イタリアの最近のブログ記事

いたばし国際絵本翻訳大賞

 絵を描く本業とは別の話題ですが、「いたばし国際絵本翻訳大賞」のイタリア語部門に応募して、このたび「特別賞」をいただきました。もちろん、この課題図書 "la nave" は私の作品ではなくて(念のため) 、イタリア語で書かれたこの絵本を、日本語に訳したのです。私自身絵本をつくりながら、ゆくゆくは世界のすばらしい絵本を日本に紹介できるようにもなりたいので、次回も応募してスキルを磨いていきたいと思います。


2016. 3.8.


ひとり旅の食事

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 ブログでもtwitterでも「こんなゴハン食べました」なんて写真が多いのですけど、あまりに贅沢で美味しそうな食べ物を見せつけられた時は、羨ましさでついついヒガんでしまいませんか? いずれにしても、自分のお腹に入らないものなんて、ねぇ......。

 そこで " Who cares what I eat !? (私が食べたものなんて)" と題して、1月の(遅 ! )パリ・ミラノ旅行の際の食事の写真ばかり集めました。パリではアパートで自炊とテイク・アウトが基本、ミラノは部屋に冷蔵庫のないホテル泊だったので苦戦......そして時には友人とともにレストランへ ...... 無駄なく無理なく楽しくお食事できるように頑張った? 記録です。


ミラノ&久しぶりのボローニャ

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 もうすでに春めいてきましたが、1月の旅の写真をいま追加します。雪のパリのあと、5泊6日ミラノに滞在しました。目的はミラノから列車で1時間半のマントヴァという町にあるコライーニ出版の訪問でしたが、彼らがボローニャの現代美術サロン (ArteFiera) に出展している最中だというので、直接その会場に行き、責任者と会うことに。ということで、まずミラノとボローニャの写真がコチラ。このページの写真は、ミラノのシンボル、"ドゥオモ" (街の中心の教会堂)。

 このボローニャ見本市の会場は、毎年Children's Book Fairが開催される場所でもあり、このフェアの中で、絵本イラストレーションの原画コンぺの入選作品が展示されます。日本では板橋区立美術館と深い関わりがあり国内の巡回展もあるので、日本からの応募も入選作品も多いのです。私も2003年「なないろえほん」2004年「ことばのけしき」の入選がきっかけで、絵本制作の魅力にひきこまれました。今回は8年ぶり5回目の訪問。街を歩いているうちに、見本市でお世話になった方々、旅ならではの不測の事態(!?)などを思い出し、じわじわと懐かしさと感謝の気持ちが湧いてきました。

 今年の Bologna Children's Book Fair、現地の開催はもうすぐ、3月25~28日!です。

 その後、ミラノ近郊のヴィジェーヴァノという町に"観光"に行きましたが、その写真はまたのちほど。




2月のご挨拶、保存

2月、きさらぎの夢


LaRonde.jpg 1月に2週間ほど、ヨーロッパに行ってきました。1年半に1度くらいパリとミラノの出版社に新作絵本の企画を見せに行っています。うまく出版にこぎつけたものもあれば、出版にはいたらず限定で自主製作したものが図書館・美術館に買い取られた場合もあります。>一覧

 最近『Il Panorama Parlato/ことばのけしき』『What a Colorful Life !/なないろえほん』に続いてうらわ美術館のコレクションになりました。多謝。もちろんまだ日の目を見ぬまま、私のひきだしに眠っている作品も。

 さて、今回持っていったものはかなり"評価"されたのですが(え、本当に?)、子どもの本の出版社として「ウチでは」出版は難しいというのがおおかたの反応、作品として手応えはあり、彼らの 言葉を信じれば、ここでその絵本(の見本) を公開して出版社を募りたいくらいの気持ちですが、まだ返事待ちのところもあるので控えます。

 タイトルはフランス語で "Un Fils du Vent, Une Fille de l'Onde (風の少年、波の少女)"、イタリア語で "Rondo Mondo" (せかいはめぐる)←双方が互いに訳になっていないじゃないか(!)......ですが、これは同じ作品で、キモは全部のページがひと筆描きで繋がって、世界がぐるぐる巡っている感じです(トップの画像)。日本語の仮題は『ひとふでロンド』。ここではこれだけの情報ですが、ご興味があれば一作まるごと見ていただきたいのです>出版関係の方。もちろん、こんな感じでイラストレーションも描きますグラフィック関係の方

 旅行中の写真など、順次アップしていきます。

 

 1月後半の2週間、折りも折り、フランスのTVでは連日戦地の映像が流れ、画面で迷彩服を着た人達を見慣れてしまいました。軍隊の存在があたりまえの世の中と感じてしまいそうです。だからこそ「極東の島国に、国民を闘わせない国がある」のは「夢」のようなこと。現実との折り合いをつけながら、その理想を追求するのが「美しい国」ではないかと......。

それにしても、ちょっと離れて帰国して、感じる地震の多さ。ここで「安全」であることのハードルの高さをつくづく感じます。


 きのとりこ/ kinotoriko

2013. 2.7.


『なないろえほん 』完売近づく

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 『なないろえほん』を製作したのは2002年、自費で350部ほど作りました。書店やギャラリーに置いていただいたり、展覧会・イベントなどで販売しつつ10年目の今年、販売用の残部数は10冊ほどになりました。これまでにご購入いただいた方、ありがとうございました。10 冊のうちの6冊を現在、ブラティスラヴァ世界絵本原画展を開催している千葉市美術館のミュージアム・ショップにて販売しております。これで一般販売は終了となります。(残り4冊はとりあえず手元にキープ、そのほかに保管用のものを何冊かキープしてあるという状況) 私にとってはその後の活動への分岐点となる作品だったので、感慨深いものがあります。

 2001年の4月のある日、自分のサイトのコンテンツに、グラフィックでなにか遊べるページを作りたいと思ったのがそもそものきっかけ。穴を開けた色面のレイヤーを何枚か用意し、クリックでそのレイヤーの重ね方がランダムに変わるようにして、予期しないパターンを作る。そんなイメージをいだきつつ机の上で色紙に穴をあけて試行錯誤している中、「だったら紙でいいのでは?プログラマーさんに相談しなくていいし!」と我にかえったのです。その後はコンセプトを組み立てて、怒濤の手作業でダミーを1ヶ月余で完成させました。


画像: 上は紺+水色+赤の型抜き色紙に、ネコのシルエットを型抜きした白い紙を、下は、黄+赤+黄緑+橙の型抜き色紙に、「傘もつ少女」を型抜きした白い紙を重ねている。天地左右にある二ツ穴はバインダーに納めるためのもの。


7月のご挨拶、保存

7月、星に願いを


canarino.jpg 先月はいわゆる「所用」であっという間に過ぎ去ってしまいました。制作時間を確保するのは思いのほか難しい。自主企画の絵本は年に1~2作品のペースで作りたい。作ったうえは出版を目指して、できるだけ多くの方に見ていただく努力をしなくてはならないのだけど、そういう時間もできれば次作の制作に充てたかったりして、時間や体力や精神力の配分が難しいのです。

 そんなわけで、作って展覧会などで発表したあと、1年以内に本として世に出なかったものは放置したままになりやすいのですが、中にはふと再プロモートしたいな、というものが出てきます ---『 Il Panorama Parlato ことばのけしき 』をあらためて紹介します。イタリア語のABC本なので、必要性からいえば限られてしまいそうだけど、本にできるとよいな。

 今回はじめて全篇をサイトに公開します。もちろんテキストも自分で書いています。左の画像は "C"の頭韻詩。 " Canarino canterino contento del collarino "「歌のじょうずなカナリア小さな首輪がお気に入り」

 『うらゆきひめ』はまだ作ってから間がないので相変わらずイチオシ中ですよ。もちろん、イラストレーションのお仕事も随時受付中です。


 再稼働を決めたひとたちは、本当にそれで良かったと思っている?

たしかにエネルギー政策の急転換は危険をともなうだろう、でも、3.11のあの惨事、あの危険に比べたら!責任の取れる範囲の、他の方法をとことん考えてくれただろうか。「無い中でやりくりする」ための説得や調査や実践のための準備を、サボってはいないだろうか。それをすべき立場の人たち。サボっていると、感性はどんどん鈍くなる。そうして見過ごしてきた40年後の、あれは事故だったのだから。思えば私も無知で鈍感だった。事故を忘れず関心を持ち続けていくことが、務めと思っている。どうか原子力に頼らない社会が、はやく実現しますように。


  きのとりこ/ kinotoriko

2012. 7.7.


ミラノのアパートご紹介

 前のブログ、なぜフランスしか行かなかったのに「ヨーロッパ」と書いたかというと、計画ではミラノにも行く予定だったから。実は、パリ・ミラノ間の飛行機に乗り遅れて(!)、パリ滞在が延びました......。
ミラノには行けませんでしたが、借りる予定だったアパートをご紹介します。大家さんが日本人女性に借りて欲しいそうなので、写真のアップを頼まれました。

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メトロ(黄線)のマチャキーニ駅から徒歩2分くらい。ミラノ中央駅にもバスやメトロで10分くらいで行けます。

写真: 上から建物外観、室内1、室内2、中庭、キッチン、風呂・トイレ。

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イタリアからも届いた

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  Tendre est la Mort (フランス語版) から翻訳されたTenera è la Morte (イタリア語版) は、先に紹介した紀伊國屋書店BookWebには無く、日本で入手できるとしたらamazon.co.jpからなので、注文してみました。しばらく音沙汰がなかったので諦めていたら、1/7の注文で2月半ばに届きました!
  翻訳されたイタリア語は簡易で、習い始めの人に丁度イイカンジ、日本語版も出ているので対比できます。どこか日本の書店で扱ってくださいー。
   ちなみにタイトルの "Tendre est la Mort" は英語にすると"Tender is the Death" (死神はやさし) デス。アメリカの小説家スコット・フィッツジェラルドのTender is the Night (夜はやさし) のもじりです。もともと私が英語用のタイトルとしてつけていたのは "My Sweet Death Wish" なのですが、フランスの編集者がフィッツジェラルドから採ったのはなかなか粋で気に入りました。イタリア語のタイトルにもそのまま翻訳されています。
  「ポートフォリオ」ブログに中身の一部を掲載しました。
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