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宇宙の最近のブログ記事

切り絵絵本 "La nuit, ailleurs"

"La nuit, ailleurs" 『夜のどこかで』
" Quand petit Tomo dort "に続く、Grandir社のレーザー工房で製作した、全ページキリヌキの蛇腹本第2弾前作と同じく、これもまた満月の夜の物語。

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左:表紙 レーザーカットされた白いカバーの下にはもう1枚、
銀色の紙が巻かれており、切り抜いた穴から光沢のある色が見える。
右:裏表紙にはフランス語で詩のような紹介文。
--- 夜 世界のいたるところで
いきものたちは それぞれに
蜜を吸い 獲物を狩り うごきまわって ---

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内側に巻かれた銀色の紙を取り除くと、本の表紙は藤色。隠し味?です。
表紙のモチーフは月下美人のつぼみ。

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表紙の方向からみた蛇腹。花ひらいた月下美人、マレーバクの親子、ブドウの蔓、ウサギのいる木立、雪の降る山......そのむこうに見え隠れするのは......?

Gallery EF 2010: 出会いと別れ

Hello, Goodbye


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竹取物語 (右側はスケッチ)

 『竹取物語』の別れの場面は印象的です。これは天の使いが、かぐや姫を迎えに来て、天の羽衣を着せる瞬間。
 「今はとて天の羽衣着るおりぞ君をあはれと思ひいでける」
と詠んだものの、この羽衣をひとたびまとえば、憂い悩む心を失い、別離の情も消えてしまうのでした。月や自然の"非情"こそがこの物語のキモだと私は思っています。

Gallery EF 2004: いつか見た夢

Dreams Come True

DreamParadise-web.jpg夢見図極楽篇

 昔から何度も見る夢の場面がある。中でも、夢見ながら身体が温まり浮遊感をともなうものは、本当に極楽のイメージだ。お釈迦様そのものが夢に出てきたことは無いし、とくべつ信心深くもない私だが、きっとどこかで見守ってくれている何かがあるはず、と、この絵の一番高いところにそれらしき人の像を描いてみた。でも「お釈迦様」とは、芥川龍之介が『蜘蛛の糸』で描いたような、池のほとりに座る気まぐれな方のような気がする、というか、それがいいと思う。
 今回は、長尺の掛け軸ふうの作品にした。実物は幅250mm長さ1090mm。

Gallery EF 2001: 二十世紀のタイムカプセル

The Time Capsule of 20th Century

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「21世紀へ......」

  前世紀(!)の年末、ある1枚のFAXが届き、ギャラリー・エフでの新春企画への参加を打診された。どこで私の作品を見てくれていたのか、ギャラリー主宰の猪瀬さんから、はじめて声がかかり、緊張したのを覚えている。
 テーマは「20世紀のタイムカプセル」。過去から未来に向けて希望の持てるような作品にしたく、タイトルは「21世紀へ......」。このイラストレーションは、2001年元旦の新聞のなにかの特集の記事に使用された。こうして、この年から新春企画展にほぼ毎年参加することになる。(2002年は同ギャラリーでの個展を控え、そちらに集中するため不参加)

雑貨いろいろ

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ポストカード 1枚¥100

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PCbook01.jpgのサムネール画像ポストカードブック ¥500

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Cube Box
展開図をのり付けして立方体にすると
100mm×100mm×100mm
3色カード付
¥500

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tb7b.jpg


FlowerPower

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てんつなぎ

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 『ときどき、世界はこんなふう(Sometimes, I See the World as ......)』

つづく2番目の見開き(写真右)も、2本の線がつづきます、ただし、点を繋ぐことによって。いわゆる「点つなぎ」のあそびです。


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「青は青の、オレンジはオレンジの点どうしを番号順につないで、絵を完成しよう!」という文を入れようとしたのですが、「見れば分かる」のでやめました。いやむしろ「番号順につなぐのをやめてどんな絵ができるか試してみて!」と書けばよかったかな。

宇宙時代の美意識

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 2002年の仕事です。立ち上がったばかりのNPO法人に関わる機会があり、その機関誌の企画に参加して、ディレクション〜デザイン・編集・イラストレーションを担当することになりました。

 宇宙時代で暮らすことが夢物語ではないこれからの時代、「技術や生活の変化に伴って、ものの考え方や美意識も変わるだろう」という切り口で毎号テーマをしぼり、続けて発行していく予定でした。ですが、なにしろ人材不足 (私が編集しているくらいですから! )、ゆえに創刊号で立ち消えに!ココロザシを宣言したのみで終わってしまいました。タイトルの「ミールメチティ」はロシア語の「ミール(世界)」と「メチタ(夢)」を組み合わせた言葉だそうです。



ノンセンス・イノセンス・サイエンス

1990年、HBギャラリーで開いた初個展のタイトルです。↓展示のようす


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 当時、ことば遊びの本として好きだったエドワード・リアの『ノンセンスの絵本』をはじめ、小さい頃に読んだ『不思議の国のアリス』『鏡の国の国のアリス』が "ノンセンス文学" として位置づけられると知ったこと(高橋康也著『ノンセンス大全』晶文社)、アリス本にマーチン・ガードナーが 数学者としていちいち細かな解説をつけていること、物理学者ジョージ・ガモフがその著書『トムキンスの冒険』で愛嬌のあるイラストレーションまで描いていること......それらをむさぼるように読み、文系の私がはじめて "科学" を楽しいと思った、その興奮とともに出来上がったのが、この個展でした。

宇宙飛行士会議

2003年、東京・日本科学未来館で開催された「第十八回宇宙飛行士会議のイラストレーションと、そのポスター。前へすすむ勇気とそれを支える知識を、女の子と男の子で表現しました。その年の初めにスペース・シャトル / コロンビア号の事故で亡くなられた7名の宇宙飛行士を悼み、七つの星を描きました。
ポスターには、参加した世界各国の宇宙飛行士たちの直筆サインが書かれています。

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