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風景の最近のブログ記事

"鏡像"展 1991

1991年、ギャラリー・ニッシュ(国内外のデザイナーのジュエリーやインテリア等を扱っていた店)にて「鏡像」展と題して発表した作品です。当時、興味をもっていた理論物理学から着想を得ましたが、それは、G・ガモフの『トムキンスの冒険』や、マーティン・ガードナーの『自然界における左と右』、さらにガードナーが科学的アプローチでマニアックな?注釈を添えまくった『不思議の国のアリス』(石川澄子訳)『鏡の国のアリス』(高山宏訳)---現在は2019年12月刊『詳注アリス』(高山宏訳)が入手可能---等の影響でした。世界の見方が変わる、翻って自分とは何かを考える、その面白さをなにか形にしたくて、鏡を使った作品をいくつか作りました。30年ほど経た今、私自身も「他人の目」でみることができる状態ですが、熱い思いの伝わる作品群ではないかと感じます。
以下は当時の案内状に書いたことばです。

鏡像
鏡をくぐりぬけて 左右あべこべの旅にでる
実像と虚像 ユメとウツツ 世界と反世界
サテ、 わたしたちは今 どちら側?

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「左と右の偶然 Left In the Right Side」

『おなかぺこぺこオノマトペ』は、日常的によくつかう擬音語・擬態語をイラストレーションで表し、日本語と英語で解説した本です。各章のテーマにあわせて、画材や技法も変えています。本の後半を紹介します。前半の紹介はコチラ

5. どんな痛みですか? What kind of pain is it?
どこか体の具合が悪いとき、日本語ではオノマトペを頻繁に使います。この痛みは外国(英語圏)の病院でどう伝えればいいのでしょう? 
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線は顔料ボールペン、色面はグレーのマーカーで描いています。この章に限らず、マーカーは塗る紙(和紙やケント紙)を変えるなどして、風合いに変化をつけています。

6. こんなに、さらさら! How smooth and silky!
触った感じ、着た感じを表すオノマトペを集めました。登場するのはオシャレ?な犬や猫たち。種名も小さく書いてあります。この見開きでは、左がアメリカン・ヘアレステリア、右はビション・フリーゼです。
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線は顔料ボールペンですが、5章より細字で、より滲みの少ない紙に描いています。

『おなかぺこぺこオノマトペ』

「どきどき」「きゅん」「もぐもぐ」「てくてく」など、日常的に使う擬音語・擬態語=オノマトペを、物語性のあるイラストレーションで表現した日本語と英語の語学絵本です。見るだけでも楽しく、例文や解説を読めばバイリンガルで理解を深めることもできる、「使える」絵本を目指しました。

英語を習いはじめたお子さまや日本語を学習している人に、海外へのおみやげにも、国際交流の場での話題づくりにも、どうぞ!


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『おなかペコペコオノマトペ / I'm PEKO-PEKO Hungry!』
著者 きのとりこ
英語校正 Shannen Polzin (Go! Go! Nihon)
千倉書房 2019.10.19発行 ¥1500+税
天地182mm×左右120mm, 160p 全ページ3色(特色2色+スミ)
ISBN 978-4-8051-1183-3  C0081

リーフレット(PDF)

kinotori2019_pekopeko_leaflet.pdf

ミツバチと花の迷宮 その2

2019年3月発売
『ミツバチと花の迷宮』より、いくつかのページをご紹介します。

表紙と裏表紙
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見返し
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サワロサボテン(アメリカ、アリゾナ州)hb_spread_cactus.jpg

ミツバチと花の迷宮 その1

新刊発売!
2019年3月8日(ミツバチの日!)発行、2月25日発売。

HB_cover_forPub.jpg紹介文より:
世界中で植物の受粉に欠かせないミツバチ。その活躍と蜜源植物の多様性を、迷路をたどって、ぬりえをぬって、ミツバチ目線で楽しむ科学絵本。ミツバチと私たちと自然の関わりに目を開かされる一冊。巻末にはミツバチの生態などについてさらにくわしく知ることができる資料ページ付き。

評論社 ¥1800+税
天地240mm×左右257mm 48p 全ページカラー 並製
ISBN: 978-4-566-02386-4

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ブルガリアの薔薇の谷、ダマスクローズのページ

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資料ページ:ミツバチの暮らし

パナソニック ミュージアムのビジュアル

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2018年創業100周年を迎えたパナソニック株式会社は、この節目にそれまでの「松下幸之助歴史館」を建替え、3月に新たにパナソニック ミュージアムを開館しました。その「パナソニック・ミュージアム:松下幸之助歴史館/ものづくりイズム館/さくら広場」のリーフレット等のイラストレーションを担当しました。写真左上から右回りに、紙袋・リーフレット・封筒・ビニール袋(大/小)です。繊細すぎて見えにくい(!?)
画像をクリックすると拡大表示されます。

Pmu_bag_01b_web.jpg紙袋のイラストレーションは、表から裏へと繋がっていてループしています。

パナソニック社の理念を表す3つのP="Person, Products. Philosophy" をそれぞれブルー、ブラック、グレーの線で表しています。その3本の線が絡み合って様々なモチーフを構成しながら、繋がっていく......連綿と続く歴史、受け継がれる企業理念をイメージしています。3色なのでちょっと変則的なダブルひとふで描きの手法です。

『ちはやふる』文庫版カバー

bookphoto_three.jpg原作は漫画、映画化(2018.3.17公開)もされた『ちはやふる』のノベライズ文庫版3部作のカバーイラストレーションを担当しました。右から「上の句」「下の句」「結び」。背景の水の流れの文様(観世水-かんぜみず-文様)が、3部を通じて繋がっています。

『世界の名作数理パズル100』


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タイトルどおり、パズルの名作選です。パズル通のかたは絵を見て「あのパズルだ!」と分かるかも知れません。
私は全問トライしましたが......問題文の読解にすら苦労しました( ! )

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表紙から裏表紙まで絵が繋がっています。





年賀状2018 戌

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切り絵絵本 "La nuit, ailleurs"

"La nuit, ailleurs" 『夜のどこかで』
" Quand petit Tomo dort "に続く、Grandir社のレーザー工房で製作した、全ページキリヌキの蛇腹本第2弾前作と同じく、これもまた満月の夜の物語。

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左:表紙 レーザーカットされた白いカバーの下にはもう1枚、
銀色の紙が巻かれており、切り抜いた穴から光沢のある色が見える。
右:裏表紙にはフランス語で詩のような紹介文。
--- 夜 世界のいたるところで
いきものたちは それぞれに
蜜を吸い 獲物を狩り うごきまわって ---

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内側に巻かれた銀色の紙を取り除くと、本の表紙は藤色。隠し味?です。
表紙のモチーフは月下美人のつぼみ。

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表紙の方向からみた蛇腹。花ひらいた月下美人、マレーバクの親子、ブドウの蔓、ウサギのいる木立、雪の降る山......そのむこうに見え隠れするのは......?
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